寝屋川市

寝屋川市は人口約23万人、約11万世帯が居住する大阪の中核市です。大阪府の東北部に位置する寝屋川市の面積は24.7平方キロメートルで、南北に7.22キロメートル、東西に6.89キロメートル広がっています。寝屋川市の東部は丘陵地帯、西部は平坦地帯と大きく2つのエリアに分けることができます。

寝屋川市は大阪や京都のベッドタウンとして発展し、1960年代から1970年代までに急激に人口が増加しました。寝屋川市から大阪の中心部までは約15キロメートル、京都の中心部までは約35キロメートルで、京阪電鉄京阪本線やJR片町線(学研都市線)を利用して各都市まで行くことができます。人口のピークは26万人前後で、現在ではやや減少してから落ち着いていますが、「元気都市・寝屋川」を指針とした街づくりに取り組んでいます。寝屋川市は教育都市でもあり、「小中一貫教育」の取り組みが特徴的です。

寝屋川は江戸時代初期の民話集「御伽草子」に載る「鉢かづき姫」の舞台だと言われています。これにちなんで、寝屋川市のマスコットキャラクターとして「はちかづきちゃん」と「ねや丸くん」が誕生しました。市の木である「さくら」、市の花である「ばら」もデザインに入っており、寝屋川市のPRに活躍しています。

寝屋川市の歴史

寝屋川市の歴史は古く、旧石器時代から人が住んでいたと考えられています。寝屋川市域の太秦遺跡、高宮遺跡、讃良川遺跡では当時使用されていたと考えられるナイフ形の石器が発見されています。寝屋川市内にはたくさんの個性的な古墳も見 …