浮気されたら別れる?別れない?

浮気をして後悔する人もいれば後悔しない人もいます。一時の気の迷いで浮気をしてしまい、本当に大事な人と別れることになれば激しく後悔するでしょうし、元々関係が上手くいっていなければ、別れることになっても後悔しないでしょう。パートナーに浮気をされたら離婚を選ぶという人は約半数という調査結果が出ています。つまり、半分の人は関係修復の道を選んでいるということになります。関係修復を選んだ場合、どのような問題があるのでしょうか。

まずは、次はないということをしっかりと相手に理解させることです。一度、浮気や不倫を許したからといって、二度目も許してくれると相手が思わないよう念押ししましょう。誰にでも一度くらいの過ちはあるものですが、二度目ともなると反省していないことになりますので、二度目の浮気が発覚した場合は容赦なく縁を切るつもりで許す側も覚悟を決めなくてはいけません。

話し合いをしてやり直すことに決めたとはいえ、やはり相手を疑う気持ちはなかなか消えないものです。連絡が取れない時間が増えたりすると、また浮気しているのではないかとますます疑いたくなります。浮気後の束縛が強くなって結局別れることになってしまうケースも少なくないのです。浮気した方も、相手の不安をぬぐい去る努力は必要ですが、束縛の度が過ぎるとうんざりしてしまうものです。許すと決めたからには、責め続けてはいけません。相手に反省している様子が見られるなら、良い関係を築いていく努力を心がけましょう。

また、浮気をされた側にも何か原因がなかったかを省みる必要があります。一生懸命尽くしてきたのにと思っていても、相手にとっては重たく、他の異性に安らぎを求めるといった話もよく聞きます。付き合いが長くなって自分磨きを怠った結果、他の人に意識が向いてしまったということもあるでしょう。相手の心を繋ぎとめておくために、自分の魅力を維持し続けていくことも大事なのです。

しかし、関係修復を選択するにしても、浮気の証拠はしっかり取っておきましょう。後々、やはり婚姻関係を続けていくことは出来ないと思っても、証拠がなければ慰謝料をもらうことは難しくなります。慰謝料の請求には時効があります。不貞行為を知ってから3年までであれば慰謝料を請求できますが、過ぎてしまうと請求できません。慰謝料請求のためにはプロの探偵に調査を依頼し、しっかりとした証拠を揃えておくことが大事になります。別れるか、関係を修復する道を選ぶかは、探偵に証拠を揃えてもらってからでも遅くはありません。浮気を知った直後は感情的になってしまいがちです。落ち着いて浮気の証拠を揃えてから、関係修復が可能なのかどうかじっくり考えることをおすすめいたします。