イクメンの人ほど浮気をしない

最近では育児を積極的に行う男性のことを『イクメン』などと呼ぶようになりました。イクメンの人ほど浮気をしないと言われています。研究では男性は父親になるとテストステロンという男性ホルモンが減少することがわかっています。この男性ホルモンは性欲や攻撃性、競争心と直結しており、赤ちゃんの世話に深く携わっている男性ほど多く減少するという実験結果が出ているのです。

逆に言うと、子どもと接する機会が少ないとテストステロンは減少しないと考えられます。夜泣きなどによって妻や子どもと寝室が別であったり、単身赴任している男性はテストステロンが減少しないままということになるので、生物学的にも浮気の危険性が高くなるといえます。

また、テストステロンは仕事で成功したり、ゲームに勝ったり、かっこいい車に乗ったりすることでも増加することがわかっています。物事がうまく進んでいる時こそ性欲が増すということになります。金銭的に余裕がある人が浮気をする傾向があるのは、物理的な問題だけでなく、生物学的にも言えることなのです。

また、女性の方もホルモンによって無意識のうちに発情的な行動をとることがあります。それは排卵期です。女性は排卵期になると自然と性的なアピールをする傾向にあることがわかっており、排卵期にパートナーがいない場合は一夜のあやまちを犯しやすいと言われています。男性がこれに反応することで一夜限りの関係が成立するというわけです。

ではパートナーがいる場合はどうでしょうか。人間はある特定の相手との恋愛感情が高まっている時には他の人に性的な魅力を感じなくなるという実験結果が出ています。つまり、恋愛感情を高めることは、パートナーの浮気防止に繋がるということです。この恋愛感情が高い時期に、いかに絆を深めることができるかが大事になってきます。旦那さんに育児にできるだけ参加してもらい、更には自分の魅力を保つことが浮気防止に繋がるということです。

普段の生活でホルモンのことを考えたり意識することはありませんが、無意識のうちにホルモンの影響で行動しているのです。また、俗に言う『女の勘』ですが、女性の方が男性より音や匂いに敏感で、それが「勘」に繋がっていることがわかっています。「勘」なんて、頭から迷信だと決めつけず生物学的な根拠があることを頭の隅においておくと、今後役に立つかもしれません。そして、『女の勘』で浮気に気づいたら、確かな証拠を手に入れるために、浮気調査のプロである探偵事務所に依頼することを検討されてはいかがでしょか。