彼氏の浮気は彼女が原因?

あれほど楽しく幸せだった恋人との関係もいつか終わりを告げ、やがてまた別の恋におち・・・そんな恋愛の悲喜こもごもを繰り返し、人は成長していくものですが、中には、その「別れ」の原因が「彼氏の浮気」であったというケースもあるのではないでしょうか。

普通に考えれば、浮気をされた自分よりも浮気をした彼氏のほうが悪いに決まっている・・・・そんなふうに思うでしょう。それはどの角度から見ても正しい見解ではあるといえます。

ただ、見方を変えると、場合によっては「実は自分のほうに非があったかもしれない・・・」と思えるような何かに思い当たることもあるのではないでしょうか。恋愛関係というのは、どちらかひとりがつくりあげるものではありません。ですから、二人の関係が悪化していくその過程には、必ず双方に非があるものなのです。

問題は、そのことに当事者たちが気づかないケースです。もっとも、気づいていれば関係が悪化することもなかったはずではありますが、しかし、彼氏に浮気されて・・・という、ある意味最悪な結果だけは免れたかもしれません。

付き合い始めはお互いを思いやり、些細なことでも感謝をし、自分に非があれば素直に謝り、常に愛情を確かめ合っていたけれど、長く付き合ううちにお互いの存在に慣れ思いやる気持ちが薄れていく・・・・。彼氏が他の女性に気持ちが移ったのは、自分が彼氏に対する思いやりが減っていたからかもと反省している方もいるはずです。

浮気しやすい男性というのは、遺伝子的に快楽を伝えるドーパミンの感受性が低いため、より強い刺激を求めてしまうそうです。彼女との関係がマンネリ化してくると、新しい刺激を求めて他の女性へ気持ちが向かってしまうのです。

ですから、そういった男性の気持ちを繋ぎ止めておきたい場合は、自分自身を磨き続けるという努力が必要になります。外見を磨くことはもちろんですが、新しいことに積極的に挑戦してみたり、交友関係を広げてみたりといった内面を磨くことも重要です。自分の価値を高め続け、なおかつ彼氏への思いやりを持ち続ける。簡単なことではありませんが、これが出来る女性が男性にとって魅力的にみえることは間違いないでしょう。

ということで、特に女性には、「男は浮気しやすい生き物である」ということと、「もしかしたら自分が原因で彼氏を浮気に走らせてしまったのかもしれない」という考え方は非常に重要なことです。なかなか認められるものではないとは思いますが、そのあたりをよく理解してさえいれば、少なくとも彼氏を浮気に走らせてしまうことは避けられるかもしれません。